タイトルから身も蓋も無くても申し訳ありません(笑)
今回はかかちの失敗談を集約した結果、わかったことがあるよ、というお話。
それは…
学校図書館を兼任の司書教諭が完璧に運営するなんて無理ゲー
なんとも夢も希望もない🤣でも、これが事実です。
土日全て出勤。私生活をがっつりと注ぎ込むならば…いけなくはない…のか?という肌感です。
(効率も頭の回転もギリ平均値のかかち調べ)
でも、学校図書館運営そのものを諦める必要なんてない!
ポイントはただひとつ!

色々な人の力を借りよう!!!
助けて!最強の相棒・学校司書さん!! でも…
まず、真っ先に思い浮かぶのは「学校司書」さんの存在です。
まだ全校に配置されているわけないのにこれを言うのは心苦しいですが、学校司書さんは最強の相棒様!
本の登録、資料の整理、季節ごとの掲示物の入れ替えなどなどなど…。
週に1〜2回勤務の学校司書さんとタッグを組んでいましたが、安心感がすごい(笑)
ただ!ちょっと気をつけたい点がございまして。
それは、司書教諭(私)と学校司書さんの職務を混合しないこと!くわしい違いに関して話してしまうと、今回の趣旨から離れてしまうのですが、ほんっとうにざっくり説明するとこんな感じ↓


【司書教諭】
▶️学校図書館の運営方針決定
▶️環境整備(本や備品の購入)
▶️児童生徒への読書指導
▶️他機関との連携
【学校司書】
□図書の管理・整備・配架
□運営方針に沿った本の展示
□読書指導に適した本の選出
事務生さん・用務員さんに ヘルプ!!
学校図書館を運営していると避けては通れない道が…。
▶️大量の廃棄本の処理
▶️備品整理のためのテプラシール、ラミネートカード作り
▶️(場合によっては)棚の増設
もちろん自分でできることは最大限やります。でも、実際問題ムリ〜という部分が出てくるのです。



では、本の廃棄を例に見てみましょう


【できること】
□不要な本のデータ削除
□本のバーコード消し
□本を束ねる
□保管場所までの移動
【お願いすること】
□保管場所の確保
□古紙回収の調整
□実際の廃棄作業
(軽トラ運転・積込・廃棄)
これを見てどう感じるでしょうか?
そう、最終的に体を動かして本の廃棄にトドメをさしてくれるのは用務員さん!
毎年これをやっている身としては…頭が上がりません💦
他にも、事務生さんには本棚に付けるラベルやイベントで使う看板のラミネートかけを始め、印刷もろもろお任せ😂
というわけで…
せめて…
▶️お礼の言葉を伝える
▶️ゴミの分別を守る!
▶️印刷関係の備品は綺麗に使う
などなど、できることで最大限の感謝を伝えたいものです💦
職員に本好きがいたらラッキー♪…いないなら?
同じ職場に本好きの方がいたら、ぜひ話しかけてみましょう(笑)
人とのつながり=自分の知識量
だと思っておりまして。
かかちは、空き時間があったら常に勉強!というほどの勉強好きではないのですが、新刊が出たり、本や学校図書館を取り巻く環境も常に変化している以上、ある程度それを知らないと仕事になりません。



でも、常に最新情報をゲットするなんてムリ!
と諦めたくなります。
しかし、そこは人とのつながりでカバー!
本が好きな人はよく書店(オンライン含めて)に行ったり、本に関する情報にアンテナをはったりしてますよね。
ということは!
話しているうちに自然とこちらまで最新情報通になっちゃうんのです。
他にも、図書館運営に関して、職員の方の理解や協力は必須なのですが、それはまた別の機会に☆
最後は外せない あのお方!!
最後に絶対に助け、というか理解を得なければいけないのは…


校長先生
そう、学校を代表するお方です。
学校の経営方針(目指す子どもの育成方針)を決めているのが校長先生!
「子どもにとって本って大切!!」
と理解してもらうことで、活動の幅が全然違ってきます。
新年度に熱い想いを校長先生にぶつけてみましょう☆
もしかしたら、校長先生自身も本好きということがわかるかもです🎵(実体験)
ちなみに、「本の良さはこんなに!」という客観的なデータがあった方が伝わりやすいですよね。
かかちが、新年度に校長先生へのアピールに使っている資料は別にアップロードする予定です。
ぜひご活用ください(笑)
おわりに
最初に司書教諭になったとき。
「私がこの図書館をもっと魅力的にしたい!」と熱くなっていました。
結果、いろいろと1人でやろうとした結果、体調を壊して救急車乗車。
それだけならまだしも、私が突っ走ったがために、多くの方に迷惑をかけたというか、私のフォローをさせてしまったのだな、と今にして猛省しております。
今は、
「周囲の人に助けてもらおう。」
「その代わり、自分ができる恩返しをしよう」
と、マインドを切り替えています。
ゆったりと、おおらかに構えてやった方が、きっと優しい雰囲気の図書館になると信じて。
今日もヘルプとありがとうを口にする日々です。
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